宇宙の果てまで

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アニメ版10話「エウリヤ崩壊」
アリアバート・タイタニア：花を愛でる趣味はない



タイタニア私的迷言No.1は、アリアバートの『花を愛でる趣味はない』です。
普通に考えれば、アリアバートの軍人としての面を強調したかっただけのセリフなのかもしれませんが・・・。

私がタイタニアを知ったのは漫画からで、次に小説とアニメに入ったのですが、ＤＶＤをレンタルして見ていたので、ＤＶＤ5巻が出る頃にはとっくに小説を読み終わっていました。
なのでアニメを見ながら、このシーンはそのままだとか、このシーン全然変わってるとか思いながら見ていたのですが、そのせいかアニメであったシーンと小説であったシーンがごっちゃになっている時があるのです。
でもまあ同じ作品だしとあまり気にせずアニメも楽しんでいるのですが・・・。
小説版1巻でジュスランとザーリッシュは愛人を花にたとえた会話をしておりました。具体的に言うのなら講談社文庫版では105Pと177Pのあたりです。
小説版を読んだ時、きざったらしい会話だなと何となく印象に残っていました。それでその後にアリアバートの「花を愛でる趣味はない」発言です。
ビビりました。
小説版のザーリッシュとジュスランの愛人を花に例えたあの会話を思い出しながら聞いていると、あら不思議、何でもないセリフのはずが、危険なカミングアウトに!
小説版が頭になければそんな事にはならなかったでしょうが、何故か即座に小説版と結び付けて考えていました。
しばらく考えて、そういえばアニメ版ではあのシーンはなかったと安心しましたが。

でも大人な小説版ですら女と絡まないアリアバートなのですから、そんな深読みしてしまうような発言をさせるべきではないと思うのですが！
アニメスタッフ、あんなことを言わせるなんて、本当に何考えてるんでしょうね。アリアバートって実は…!?と思われても仕方ないと思うのですが。（←仕方なくはない）
･･･もしかして、深読みしたの私だけ?深読みしすぎ?考えすぎ?発想が腐れすぎなのですか!?

しかしもう一つ腐れた深読みをするのなら、ザーリッシュは、なぜジュスランにだけ「まだ結婚せんのか」なんて聞いたのでしょうか。年下のイドリスはともかく、アリアバートはジュスランと同年のはずですが。